タイの歴史(8)
アユタヤー王朝、400年の繁栄
15世紀中頃、新興勢力アユタヤー王朝が衰退したスコータイ王朝を吸収する。アユタヤ―は16世紀に一時的にビルマに征服されるが、民族解放の英雄ナレースワン大王によって領地を奪還。
17世紀になると強固な国家体制を確立し、海外貿易も盛んに行う。日本からご朱印船が来航し、都に日本人町が造られ、山田長政らが活躍した。
しかし、18世紀には王朝は弱体化し、1767年、ビルマ軍の猛攻で都は陥落、王朝は滅亡する。このときの破壊の傷跡は今もアユタヤーに残っている。
(続く)