翻訳の大地

できるだけ「翻訳」にまつわる様々な話題をとりいれて書いていくつもりです。

タイ(23)

タイの今(その2)

副産物のバンコクの交通渋滞緩和

バブル崩壊後、旅行者が感じた最大の変化は、悪名高き交通渋滞の緩和だった。多くの人がリースで求めた車を手放した。タイは中流層グループが厚く形成された先進国型社会ではなく、車を持てることは即それなりの階層であり、つまり、車は必需品でなく、一種のステータスで車を購入した層が放出したわけである。

近年は、バブル崩壊の傷も完全に癒え、再び交通渋滞も激しくなってきたが、バンコクの中心部に高架鉄道や地下鉄などの社会資本が整備され、旅行者もその恩恵を受けている。

(続く)